5月は、住宅等の窓やベランダから子供が墜落し救急搬送される事故が1年のうちで最も多い月です。*東京消防庁管内で、令和元年から令和5年までの5年間。0歳から5歳について。
東京都こどもセーフティプロジェクトでは、昨年度、「転落」をテーマとした提言書やポケットブック、子供の成長・発達段階ごとに生じやすい事故事例や予防策をまとめたデジタルハンドブックを作成しました。
ポケットブックでは、窓際に配置された家具から転落しないよう、「ソファの背もたれ部分を窓のない壁につける」、デジタルハンドブックでは「室外機は手すりから60センチ以上離す」など、「変えられるところを変える」という考え方で、転落事故の予防策を分かりやすく紹介しています。
墜落事故が多い時期だからこそ、「変えられるところを変える」の視点で、子供から「目を離さない」の前にできる事故予防に取り組みましょう。